Topics

メガネ いらないの?

白内障手術が変わります!! ~遠近両用眼内レンズのご紹介~

 従来の白内障手術で使用される眼内レンズ(人工レンズ)は、『単焦点レンズ』でした。
『単焦点レンズ』は文字通りピントが合う点が一つしかありません。

 レンズ度数を遠くに合わせた場合、遠方にはピントが合いますが、近くはぼけてしまいます。

 レンズ度数を近くに合わせた場合、近方にはピントが合いますが、遠くを見たときぼけてしまいます。        

   このため、ぼけて見える方は眼鏡での矯正が必要になります(写真1,2)


 しかし、昨年厚生労働省で認可された新しい眼内レンズ『多焦点(遠近両用)眼内レンズ』は、この問題点をほぼ解決しました。

 このレンズには遠方と近方両方に焦点を結ぶ働きがあり、これまでの眼内レンズのように、手術後に眼鏡による矯正をほとんどの場合必要としませんので、若いときと同じような見え方に近づけることが可能となりました。(写真3)

従来の眼内レンズの見え方

写真1 遠方は見えるが近くがぼける

写真1 遠方は見えるが近くがぼける

写真2 近方は見えるが遠くがぼける

写真2 近方は見えるが遠くがぼける

遠近両用眼内レンズの見え方

写真3 遠方も近方も両方見える

写真3 遠方も近方も両方見える

遠近両用眼内レンズを用いた白内障手術は「先進医療」として承認されています。

 当院での手術料金は500,000円(一眼・消費税込み)

目の手術・・・その不安を少しでも和らげるために

当院では患者さんの不安を解消しリラックスして手術をお受け頂けるよう「笑気ガス麻酔」を行っています。

「笑気ガス麻酔」について詳しくはこちら